「ええーっ」重役6人がフォードを去る、のショック

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「ええーっ」重役6人がフォードを去る、のショック
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フォードでは6人の重役が退陣あるいは引退を表明し、経営陣に大きなショックを与えている。

フォードを辞任することを発表したのは、グループ全体のビジネス戦略担当副社長、ジェームズ・ドナルドソン氏、アジアパシフィック地域担当副社長のバーン・コシュカリアン氏、リンカーン/マーキュリー部門担当副社長のマーク・ハッチンス氏、顧客サービス担当のマイケル・ジョーダン氏、企業戦略担当副社長ジェームズ・ヨスト氏、ディーラー開発担当副社長エリオット・ホール氏。

ハッチンス氏は以前から今年一杯での引退が決定していたが、あとの5人はまさに突然の退陣表明。フォードでは事態を重く受け止め、この発表により第4四半期の株式配当を15セント下げることを決定。これは第3四半期の30セントから50%の下落となる。

もちろん会長のジャック・ナッサー氏は「今回の株式配当の引き下げは一年を通しての販売の低調、9月のテロショックなど様々な要因があり、会社としても苦渋の決断」とコメントしているが、大物重役6人が一度に社を去ることへの市場の評価が裏側にあることは間違いない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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