ホンダもCARTから撤退---エンジン問題

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ホンダもCARTから撤退---エンジン問題
ホンダもCARTから撤退---エンジン問題 全 1 枚 拡大写真

ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメントは12日(アメリカ西海岸時間)、CARTへの参戦を2002年シーズンをもって終了すると発表した。CARTが2003年より3.5リットル自然吸気エンジンを採用したことが理由。

ホンダでは、まったくの新しいエンジンを開発するのには2年が必要、とする。今回CARTから与えられた期間内に、2002年用エンジンの製造を継続しながら新エンジンの開発に時間を割くのは不可能だという。

ホンダ・パフォーマンス・ディべロップメント社長トム・エリオットは語る。「過去数カ月、CARTはエンジン規定を変更しようとしてきたが、それはエンジン規定を安定させてきた長年の方針と相反する。ホンダはCARTのルールならびに執行者への信頼を置けなくなった」。さらに、規定の詳細が今後30〜60日経過しないと明らかにされないという点も、ホンダは問題にする。

1994年以来、ホンダはCARTの143レースに参戦し、通算で優勝60回、ポールポジション60回を獲得。さらにホンダは5年連続のドライバーズ・チャンピオンシップと3度のマニュファクチャラーズ・チャンピオンシップを獲得している。後者は現行のエンジン規定でホンダが最多。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. マルチスズキ、ジムニー5ドアの輸出が10万台突破…最多出荷先は日本
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る