『シンク』、考えて……ニューヨークの交通渋滞はこれで解消?

自動車 テクノロジー ITS
『シンク』、考えて……ニューヨークの交通渋滞はこれで解消?
『シンク』、考えて……ニューヨークの交通渋滞はこれで解消? 全 1 枚 拡大写真

9月のテロ事件以来ますますひどくなっているニューヨークの交通渋滞だが、すでにカリフォルニアで行われているユニークなITでこれを解消しよう、という試みがある。ニューヨーク市の電力供給会社とフォードとか共同で行う『シンク』カーの貸し出しがそれ。

シンクカーはフォードが北欧で販売している小型EVだが、来年度からアメリカでの販売も予定されている。このシンクを抽選で100名に月額199ドル(約2万4200円)でリースし、通勤に利用してもらおう、というのである。電力供給会社は無料のチャージステーションを設置。利用者は郊外から駅までをこのシンク・コミューターで、そこから鉄道利用で市内に入ることになる。また鉄道も、シンクおよびEVの利用者には鉄道使用料の割り引きサービスを行うという。

これで少しでも市内への乗り入れ車両が減少すれば、ということだが、カリフォルニアのようなカープール制度がニューヨークにも広まる?

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. 「見れば見るほど味が出てくる」新型日産『リーフ』のエクステリアがSNSで話題に
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る