【東京ショー2001速報】「IEEE1394」によるケンウッドの車内LAN

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【東京ショー2001速報】「IEEE1394」によるケンウッドの車内LAN
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クルマに搭載した各機器は今のところほとんどが独立した形で動作している。そのため、制御システムを個々に用意しなければならないなど、その無駄がコストアップにもつながっていた。そこで最近はより高度な車内LANを構築することで、効率の良い通信システムを実現しようという機運が自動車メーカーをはじめ、各伝送メーカーの間で急速に高まっている。

ケンウッドが東京モーターショーで2001で提案したのは、「IEEE1394」フォーマットを使った車内LANシステムで、このフォーマットに定義づけられている光ファイバーケーブルを使用することで400Mbpsという超高速の通信が可能になる。これにより、オーディオをはじめ、画像や動画などがスムーズに送受信できるものとなり、多彩な車載危機がプラグ&プレイで簡単に操作できるようにもなるという。

車内LANについては自動車メーカーがクローズドの世界で展開していることが多く、このシステムではオーディオなどを含むアドオンシステムについてのLANとしている。ケンウッドがIEEE1394にこだわった理由としては、光ファイバーを用いればメタル系のケーブルを使った場合よりもノイズに強いというメリットがあったからだという。この辺はオーディオメーカーらしい発想と言うことが出来る。

《会田肇》

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