【CART新規格エンジン騒動】ホンダなどエンジンサプライヤー軽視される

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【CART新規格エンジン騒動】ホンダなどエンジンサプライヤー軽視される
【CART新規格エンジン騒動】ホンダなどエンジンサプライヤー軽視される 全 2 枚 拡大写真

10月4日、CARTは2003年のエンジン規定を発表した。その内容は、現行の2.65リットル・ターボから、IRL(インディ・レーシング・リーグ)の仕様に近い3.5リットル自然吸気エンジンへの変更を告げるものだった。

「エンジン規定を変更する場合は2年前の3月までに決定する」という取り決めがある。2003年から変更するとすれば、その期限は2001年の3月だ。約束の期限を7カ月超過しているにもかかわらず、CARTは突如としてエンジン規定の変更を発表。そのうえ、「詳細については30〜60日後に発表する」と言い出す始末だった。

10月12日、HPD(ホンダ・パフォーマンス・デベロップメント)の社長トム・エリオットは「ホンダは2003年以降、CARTに参戦しない」と発表した。撤退である。引き金をひいたのはもちろん、3.5リットル自然吸気エンジン規定である。「我々はCARTに対し、このような規定に沿ったエンジンを作るのは2004年以降でなければ間に合わないと情報を提供しつづけてきたので、今回の決定には落胆している」とエリオットは語った。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る