マツダは、連結・単独共に2001年度上期が黒字となり、また下期はブレークイーブン(収支とんとん)となる見通しを発表した。通期では、目標であるブレークイーブンを上回り黒字となる見通。期末の配当も予定。
マーク・フィールズ社長は「来年の新型『アテンザ』から始まる次世代商品群の導入が近づくにつれ、勢いの高まりを感じている」と述べた。
連結ベースでの2001年度上期の実績は、
売上高……前年同期比321億円増の1兆382億円
(当初予想に比べ318億円減)
営業利益……前年同期比159億円増の112億円
(同182億円増)
経常利益……前年同期比214億円増の48億円
(同188億円増)
当期利益……前年同期比108億円増の13億円
(同108億円増)
と、全ての利益レベルで黒字となった。
通期見通しでは、米国における9月の同時多発テロが世界経済に不安を投じており、さらに他社との競争激化も予想される。