大手投資家の売りが続き、全体相場は続落。自動車株も全面安となった。トヨタ自動車が、前週末比80円安の3040円と3日ぶりに反落。好決算を材料に前週末にかけて上げたが、利益確定の売りと持ち合い解消に売りに再び3000円水準に押し戻された。日産自動車も15円安の553円と反落し、ホンダは210円安と続落。
いすゞが3円安の103円まで下げ、10月19日以来の安値を更新した。大株主の朝日生命(持株比率1.9%)が、東京海上の生保子会社に営業部門の一部を譲渡する予定となっており、同社株の売却を観測する声も出ていた。
マツダがこの日、9月中間期の決算を発表した。連結営業損益が黒字化したが、すでに株価に織り込み済み。逆に外資系主導の売りで、4円安の206円と下げた。