プラチナは最高、パラジウムは低迷---自動車用触媒が相場を左右

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英国のジョンソン・マッセイは13日、世界のプラチナ市場に関する中間報告書「プラチナ2001」を世界同時発表した。自動車の触媒などに使用されるプラチナは、欧州でのディーゼル車のマーケットシェア拡大に対応して需要が増加。一方、パラジウムはガソリン車用触媒がプラチナ主体のものに移行していることを受けて、需要は大幅に減少する見込みだ。

プラチナ需要は前年比5%増の184.8トンと予想。これは過去最高の水準となる見込み。このうち、自動車産業からの需要は同25%増と急拡大すると予想している。一方、パラジウム需要は同24%減の212.7トンで、5年ぶりの低水準だ。

価格については、プラチナが南アフリカの鉱山からの生産量拡大などを背景に400〜500ドル圏の低水準で推移。パラジウムは消費量の減少により、昨年の一時期と比較すると4分の1から3分の1レベルとなる260〜380ドル圏という低水準で推移すると見ている。

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