「お祭りは引退式ではない」広島県警が1100人体制で暴走族を包囲

自動車 社会 社会

広島県警では18日から20日まで行われた「胡子大祭」(通称:えびす講)の期間中、機動隊などを中心に構成した“暴走族対策隊”800人を含む1100人体制で、暴走族が街を占拠しないように警備強化を行っている。

えびす講は広島で有数の規模を誇る祭りだが、広島を中心に活動する暴走族のメンバーは、この祭りを18歳を迎えたメンバーの引退式と位置づけており、歩行者天国となる通りを占拠して円陣を組み、大声を上げるなどの迷惑行為を行うことが恒例となっている。2年前には暴走族と機動隊が激しく衝突するなど、暴動の一歩手前に発展する様相を見せたことから、昨年から歩行者天国は廃止し、1000人規模の警察官を現地に投入して、暴走族を祭りの会場付近に立ち入らせないという強攻策に出た。

特に今年秋以降、広島県警は「暴走族絶滅」を掲げており、問題が生じた場合には一斉検挙する方針で臨んでいるという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  3. 【三菱 デリカミニ 新型】日本のアニメ文化も取り入れた新「ウルルン顔」は可愛いだけじゃない
  4. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
  5. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る