フォード/ファイアストン、ついに集団訴訟へ……クルマもタイヤも

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フォード/ファイアストン、ついに集団訴訟へ……クルマもタイヤも
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アメリカの連邦検事局は、現在報告されている500件以上のフォード『エクスプローラー』/ファイアストン・タイヤに関連する物損事故に対し、集団訴訟とすることを明らかにした(既報)。検事が訴訟を2つのグループに分けたことがポイント。

すなわちひとつのグループは、1991−2001年モデルのエクスプローラーを、2001年8月までに購入あるいはリースした人々、すなわちタイヤのブランドにかかわらずエクスプローラーを所有するおよそ350万人の人々。

もうひとつのグループは、車種にかかわらず、1990年以降ファイアストンの『ATX』、『ATXII』、『ファイアホークATX』、『ATX23』、『ワイドトラック・ラジアル・バハ』、『ウィルダネス』を装着するクルマを所有したアメリカ人すべてを対象。

このうちエクスプローラーのオーナーを対象にしたものは、フォードに対し「広告よりも安全ではない車を売った、すなわち消費者はエクスプローラーに対して高すぎる金額を支払った」という訴訟を起すことになる。

事故はファイアストン・タイヤに100%非がある、と主張を続けたフォードとしては、この集団訴訟でブランドイメージにいっそうの傷がつくことはなんとしても避けたい。今後この集団訴訟提示に対し、フォードがどのような対応を取るのかに注目が集まっている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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