【上海ショー2001】中国VWの新ブランド「一汽大衆」は、日本輸出も始める?

自動車 ニューモデル モーターショー
【上海ショー2001】中国VWの新ブランド「一汽大衆」は、日本輸出も始める?
【上海ショー2001】中国VWの新ブランド「一汽大衆」は、日本輸出も始める? 全 4 枚 拡大写真

まだ中国が経済成長を実現する前、80年代にこの国の自動車市場に目を付けたのはドイツのフォルクスワーゲン(VW)だった。当時は米ソ冷戦の真っ最中であり、中国も計画経済が国の基本だった。私は実際には知らないが、当時の中国国産自動車は、海外製品のコピーまたはソ連を中心とした共産圏で生産されている自動車(その多くは西側のコピーあるいはライセンス生産だった)の導入、あるいは設計委託というものだった。

【画像全4枚】

そこに、中国への技術供与という形でVWは食い込み、85年に上海大衆汽車として生産開始。当初は『サンタナ』のボディにクライスラーのエンジンという奇妙な組み合わせだったが、それはエンジンを担当していたのが違う工業集団だったからだ。現在、サンタナは上海のタクシーに大量導入され、マイナーチェンジした『サンタナ2000』も販売されている。その後、91年には長春で第一汽車もスタートし、アウディやVWの上級モデルを生産している。

そして、第一汽車と上海大衆汽車の両VWが合作(ジョイント)してVW『ポロ』を生産し、上海モーターショーでも一汽大衆という名前でアピールしている。「そのうち中国自動車産業界の大再編が行われ、上海と長春のVWが合体し、中国最大の巨大集団になる」と予想する専門家もいるが、先のことはわからない。ただし、日本と韓国向けに輸出する計画はすでにある。一説には2003年から始めると言うが、そうなればVW『パサート』、『ボーラ』、ポロ、アウディ『A4』、『A6』と、VW/アウディのラインナップの半分は日本で大幅な価格引き下げになるのでなないだろうか。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『WRX STI』新型は6気筒ボクサーのハッチバックに!?「タイプR」とガチンコ対決へ
  2. 【マツダ CX-5 新型】なぜフェンダーが角張った? 空間拡大と美しさを両立させた“魔法の1本線”…デザイナーが明かす開発秘話
  3. 背伸びではなく、賢い選択へ。はじめてのマセラティに「グレカーレ グランルッソ」という答えPR
  4. マツダ『CX-5』9年ぶりの新型発売…サイズ拡大で快適性向上、初のグーグル搭載も 価格は330万円から
  5. ヤンマー、大規模農地向けトラクター「YT4S/5Sシリーズ」6月発売…自動操舵は誤差3cm以内
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る