【自動車盗難…今そこにある危機】警察庁はロンドンに現地オフィスを設置へ

自動車 社会 社会

イギリスは日本と同じ右ハンドルのためか、日本から多くの盗難車が運ばれ、そしてその摘発数では最多を誇る国なのだが、警察庁では現地の捜査機関との情報交換を円滑に進めるため、ロンドンに連絡員を駐在させるための費用を2002年度予算で要求している。

警察庁では国際刑事警察機構(ICPO)に加盟する176カ国で発見された盗難車の情報を登録し、警察関係者の閲覧・検索を可能とする「盗難車情報データベースシステム」に加入しているが、日本国内で盗難されたクルマが最も多く発見されるのは、日本と同じ左側通行(右ハンドル)を採用しているイギリスだという。

このため、警察庁では「摘発車両の照合や、盗難グループの摘発協力のためには現地に駐在事務所を置くのが適当」と判断。現地に警察庁のスタッフを派遣するための予算を要求することになった。イギリスへは日本損害保険協会も調査団を派遣したことがあるほど、日本から盗難されたクルマの発見率が高い。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る