リコール隠しで反省中の三菱、国土交通省が評価

自動車 社会 社会
リコール隠しで反省中の三菱、国土交通省が評価
リコール隠しで反省中の三菱、国土交通省が評価 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は25日、三菱自動車工業に対する定期立ち入り検査結果を発表した。

「全体的に業務が適正に行われている」と評価したうえで、「乗用車の販売会社で『商品情報連絡書』の重要度の高いものだけを本社に報告していた」、「トラック・バス部門で不具合原因調査に時間がかかっていたり、同一不具合に対する重要度判定にばらつきが見られた」、「トラック・バス部門で不具合情報を処理する会議の審議記録に不備がある」——の改善項目を見つけ、業務改善通知を出した。

ただ、業務改善通知は、立ち入り検査を行う他メーカーにも出されるもので、国交省はリコール隠し事件発覚から取り組んできた三菱の対応を「おおむね評価できる」としている。しかし、三菱は11月に届け出たリコールでも国交省から「不具合発覚からリコールまで2年半もかかっている」と口頭で注意されており、国交省が今回出した“お墨つき”でリコール隠しのけじめとなるかどうかはわからない。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  3. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  4. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  5. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る