「キミにもなれる」箱根駅伝の名脇役、白バイ隊員の選抜条件

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お正月といえば、忘れてはいけないのが「第78回東京箱根間往復大学駅伝競走(通称:箱根駅伝)」だろう。おせちやお雑煮をつまみながら、ついつい見てしまうという人もきっと多いことだろう。

主役はもちろん新春の東海道を走り抜けるランナーたちなのだが、乗り物好きがついつい注目してしまうのは、そんなランナーたちを先導する警視庁や神奈川県警の白バイ隊。普段は怖がられることの多い(!?)白バイ隊も、この日はお茶の間から羨望の眼差しを受けるのだ。そんな晴れ舞台に上がる彼らの選抜条件とは何なのだろう。ちょっとした疑問から警視庁と神奈川県警の広報担当者に「選抜条件を教えてください」と無理なお願いをしてみた。意外な質問だったのか「ちょっと待って…」の連続。警察内のあちこちの部署に尋ねてみた結果は…。

結論から言ってしまえば「選抜条件は特に無い」とのこと。「白バイ隊に属しているのなら、一定の技量を維持しているのは当然」なのだから、誰が担当しても「隊の名誉は守られる」ということらしい。当日勤務予定の隊員から将来有望な若手を選ぶ程度の譲り合いはあるようだが、そのエリアを担当する交通機動隊メンバーであれば、基本的に誰が選抜されてもおかしくないそうだ。

編集部内では「部内競技大会上位とか、無事故、無欠勤が最低条件だろう」とか、「違反摘発件数は左右するだろう」とか勝手な想像をしていたが、まさかそれほど淡々と決められているとは思わなかった。

《石田真一》

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