車載器の価格は高いけれど、一度体験したらやめられないETCの快感

自動車 テクノロジー ITS

クリスマス連休に横浜から軽井沢に出かける予定があったので、ETC車載器を取り付けてみた。カーショップのバーゲンを狙い、格安のETC車載器を選んでも、本体+取付け工賃+セットアップで約3万5000円ほどの出費。一般のドライバーには高すぎる。もっと安くなるか、高速道路の料金がかなり割引されないと、普及しない。

支払いのために、料金所に列を連なるクルマを横目で見ながら、30km/hほどで料金所を通過するとき、取り付けて良かったと実感する瞬間だ。

運用面での粗も見えてきた。一番の問題は、ETCと一般の併用型レーン。首都高では、2レーンも用意されているのに、高速道路1レーンしか使っていない。使っていないレーンをETC専用にすればいいのに、わざわざ併用型にしたりしている。また、関越道の新座料金所など有料道路の終点での料金所でも、ETC専用レーンは1つしかなく、後は併用型。併用型は、ETCユーザーにメリットがないだけでなく、様々な危険性をはらんでいるようだ。

また、せっかくVICSという情報伝達手段があるのにそれを活用しないのももったいない。料金所手前でビーコンから、ETCレーンの詳細情報を伝えることができれば、さらに使いやすくなると思う。

とは言え、料金所をノンストップでスムーズに通過する快感は、一度経験したらやめられない。ETCユーザーの醍醐味といえる。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る