大型バイクに乗った中年は過信する? 神奈川県警が異常事態を宣言

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神奈川県警は昨年の交通死亡事故被害者のうち、大型二輪車に乗車中の死亡事故が全国平均を大幅に上回ったことから、これを異常事態と認識。ライダーの安全運転の向上を図っていくという目標を明らかにした。

昨年の神奈川県内の交通事故死亡者は324人で、そのうち二輪車による死亡者は113人となっている。これは死亡者全体の35%に達する高い数値で、全死亡者に占める二輪車事故の被害者発生数が18.9%であることを考えると、神奈川県内ではその2倍に近い数の死亡者が発生していることになる。特に多いのは、大型バイクを運転する30歳代以降のライダーで、バイクの性能を過信しているようなケースが目立つという。

県警ではこれを異常事態であると認識して、ライダーが集中する芦ノ湖スカイライン、箱根ターンパイク、西湘バイパスなどで注意を喚起したカードを配布。ライダーの安全意識を向上させていくとしている。

《石田真一》

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