京都府は10日、知事などの公用車としてマイルド・ハイブリッド方式を採用したトヨタ『クラウン』を6台導入したことを明らかにした。同車の公用車としての導入は全国でも初めてのケースだという。
このクルマは知事と三役、議会の正・副議長専用車として導入されたもので、購入でなくリース方式で調達した。京都府では環境にやさしい製品を選択するという「グリーン調達」を実施しており、今回もその一環。市長などのクルマは京都市内の渋滞の多い道路を走行するケースが中心のため、ハイブリッド車の導入メリットは大きい。
今後は一般の公用車にも積極的に低公害車を導入していく予定で、2004年度までに189台を調達するとしている。