鹿児島県警は15日、極度に酒に酔った状態でクルマを運転して13日に道交法違反(酒酔い運転)で逮捕された男の容疑を危険運転致傷罪に切り替えて、同日に送検したことを明らかにした。
警察の調べによるとこの男は13日未明、泥酔した状態で自分の軽自動車を運転し、停車していたタクシーなどに追突したという。この男は前日夕方からなんと5店をハシゴ、7時間連続で焼酎をストレートで飲み続けており、事故当時は泥酔して真っ直ぐ歩くどころか、普通に立っていられない状態。逮捕直後の測定では呼気1リットル中0.7ミリグラムのアルコールが検出されており、文句なしの泥酔を数値でも確認。翌日に行われた事情聴取の際にも、自分がクルマを運転して事故を起こした記憶すらなく、警察官に文句を言うというお粗末ぶりだったという。
男が以前から同様の行為を繰り返していたことから、今回は危険運転致傷罪の適用を鹿児島県内では初めて決定したが、県警では「飲酒を好む県民性があるのは理解できるが、こういうのは非常に困る」と話している。
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