【WRCモンテカルロラリー】シェイクダウン---移籍組、期待と緊張の開幕

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【WRCモンテカルロラリー】シェイクダウン---移籍組、期待と緊張の開幕
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2002年FIA世界ラリー選手権(WRC)が17日、モナコのモンテカルロで開幕した。午前中はモンテカルロ北東のソスペル−カステリオン峠でのシェイクダウン・テスト、夜はカジノ前の公園広場でセレモニー・スタート。

16日にはグリマルディフォーラムでシリーズ開幕式典が行われて多数の来賓が出席し、世界中から集まった800以上ものメディアが見守る中、7つのワークスによる2002年の戦いがスタートした。そしてラリーは18日に本格的に開幕した。競技初日はモナコ北西へ針路をとり、SS5カ所150kmを走り、現地時間の午後8時にモナコに着く。

比較的ドライのシェイクダウンではターマック(舗装路)・スペシャリストが強かった。プジョーのジル・パニッツィは、「このコンディションが続けば、ねらえるよ」と。スバルからプジョーに移ったリチャード・バーンズは、クルマの動きを確かめる感じ。

フォードから三菱へ移籍したフランソワ・デルクールも、フィーリングはとてもいい、と上機嫌。「思ったよりずっと早く車に慣れた。トミー(マキネン=スバルに移籍)のスペックで走っているが、徐々に自分のクルマにしていく」。ヒュンダイからやって来たアリスター・マクレーは「チャンピオンを生み出してきたノウハウが感じられる」と期待を膨らます。

マキネンは「今度のクルマはバランスがいいし扱いやすい」というが、スバルでの02年シーズンの緒戦は、やはり緊張しているようだ。フォードはマルコ・マーチンがスバルから来たが、カルロス・サインツとコリン・マクレーは不動。

変わったところではディディエ・オリオールがカローラでプライベート・エントリー。セリカ時代の92、93年にモンテカルロラリーを連続優勝、今のカローラはオリオールが中心で開発した。ヒュンダイ、シュコダはクルマのカラーを一部変えた。シトロエンは01年のスーパー1600チャンピオン、セバスチャン・ローブを乗せ8戦程度参加する予定で、マニュファクチャラーズ・ランキングは対象外。

●チューンドカー&ドレスアップカーの祭典、「東京オートサロン・ウィズ・オートアジア2002」が開催されました。オートアスキーは、リポートに加えてクルマとコンパニオンの写真&動画満載の特集ページを開設しています。---

《高木啓》

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