暴走族の凶悪化が進むのは……煮詰まった濃いヤツだけになったから?

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広島県警は17日、昨年1年間の暴走族関係犯罪による逮捕者数を明らかにした。道路交通法違反や刑法犯罪を合計した逮捕者の延べ人数は1012人で、昨年より260人も増加しており、過去最多を軽々と更新してしまった。

広島県内を拠点に活動する暴走族数は、警察が確認しているだけでも42グループあり、310人のメンバーがいるという。昨年10月から実施している取締り強化の影響もあってか、メンバーは減少傾向にあるという。しかし、暴走族の準構成員と化すメンバーが増えるなど、暴力団との結びつきが指摘されている。これまでは道路交通法違反が中心だった検挙容疑も、昨年は傷害や恐喝などの刑法犯罪が一気に増加。人数は減りつつも、実態的には凶悪化しているという実態も明らかになった。

県警では「取締りを強化することで既存メンバーの一掃を目指し、それを積極的にアピールしていくことで中・高校生の新たな加入阻止を狙う」と話しているが、それにも動じないヤツが残ったからこそ凶悪化しているのでは?

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《石田真一》

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