【スズキ『ラパン』発表】カッコよくキメすぎない……参考にしたもの

自動車 ニューモデル 新型車
【スズキ『ラパン』発表】カッコよくキメすぎない……参考にしたもの
【スズキ『ラパン』発表】カッコよくキメすぎない……参考にしたもの 全 4 枚 拡大写真

高性能や高機能ではなく、あくまでものんびりと、ゆったりとした「がんばりすぎない、ユルい気持ちよさ」という精神性を開発コンセプトにしたという『アルト・ラパン』。そういう特異なコンセプトを実現するにあたって、開発陣はどんなクルマを参考にしたのだろうか?

【画像全4枚】

「参考にしたのは、クルマではなくて、いろいろなモノやことですね」とデザイングループ・第二デザイングループ長の片岡祐司さんは答える。

「具体的にはデザインの優れた家具とか、雑貨とか、家電とか。いま若い世代のセンスのいい人たちに人気があるものなんかです。このソファはなぜすわり心地がいいのか、とか…。家電なんかも、単にレトロという段階ではなく、いまデザインの傾向が大きく変わりつつありますしね。そういう感性をクルマにも反映させようと考えたわけです」

とはいっても、『ラパン』のデザインにおいては、よくインテリア雑誌のグラビアに載っているおシャレな部屋のように、スミからスミまで一分の隙もなくカッコよくキメすぎないように、と気をつけたというからおもしろい。

「デザインをスミからスミまでキメすぎちゃうと、中にいるひとは疲れちゃうじゃないですか。このクルマのテーマはあくまで、がんばりすぎない、のんびり、ですから、同じ素敵なデザインでも、なごめることを第一に心がけたんです」

この「キメすぎると疲れちゃう」という感覚、まさに現実主義者のスズキならではのユニークなものとはいえまいか。

《》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. 都市型小型3輪EV「Lean3」、ベクターのOS「MICROSAR Classic」採用
  4. スズキは『モンスターハンター』とコラボ!『ジムニーノマド』&『DR-Z4S』カスタムほか、計9台を出展予定…東京オートサロン2026
  5. 北米三菱自動車、製造物責任訴訟の控訴審で逆転勝訴…一審判決を破棄差戻し
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る