偽造カードの値段はいくら? 奈良県警が追うハイウェイカード偽造犯

自動車 社会 社会

奈良県警は22日、偽造ハイウェイカードを使っていたとして、奈良県内の運送会社社長3人を不正電磁的記録カード所持などの容疑で逮捕していたことを明らかにした。合わせてこの偽造カードを運送会社に販売していた暴力団関係者も逮捕、取調べを行っている。

今回摘発された運送会社は複数で、いずれも同一の暴力団関係者からカードの供給を受けていたとされる。社長らは1枚3万円程度で購入した5万円券の偽造ハイカをドライバーに配って使わせていたという。カードは非常に精巧なもので、真贋の見分けができにくい仕上がりだったという。

ただし、今回逮捕された暴力団員も元売りではなく、偽造団につながる人物から購入したと供述しているようだ。仕入れ価格は1枚1万円で、末端に流通していく度に値段が上がっていくことを考えると、この組員の以前にさらに多くの人物が介在している可能性が高い。

警察では「カードの仕上がりから考えるに、まだまだ多くの購入者がいるだろう」としており、運送会社側から新たな逮捕者が出るだろうという考えも示した。また、供給する側については「かなり大掛かりな組織であることは間違いない」としている。

●カーナビ選びはココで完璧!! ---

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  2. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  3. NISMO「L型エンジン用ヘッド」発売に「NAで300psって」「オーラニスモ買えちゃう」など驚きの声
  4. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る