【トヨタ『マークIIブリット』発表】「これまでにない」自信の足回りとは?

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ『マークIIブリット』発表】「これまでにない」自信の足回りとは?
【トヨタ『マークIIブリット』発表】「これまでにない」自信の足回りとは? 全 2 枚 拡大写真

重量物を積んでも車体を水平に保ち、ばね定数を変化させて煽られることがないという新開発のダンパーが、『マークIIブリット』(Jエディションを除く)のリアサスペンションに採用されている。

「数値上はもちろん、実際に乗って体感しても、これまでにないくらい路面追従性が高いアシになりました」と、第1シャシー設計部の藤音健司担当員は自信たっぷりに語る。

このダンパーは、ガス室とオイル室が分割され、その上に複筒式のダンパーが載っている構造だが、一般的なフリーピストンによる隔壁ではなく、ダイヤフラム(ガス室とオイルを分割するゴム膜状のもの)を隔壁としており、「ダイヤフラムのたわみによって伸縮するため、フリーピストンにありがちな動き始めのフリクションが存在せず、減衰がスムーズに起ちあがる」という。

またセルフレベリング機構も備えており、「一定のストローク量を超えると、そこにある切り欠きからオイルが低圧室から高圧室に徐々に移動し、ロッドを持ち上げる作用によって車高を保ちます」。

車重増加による減衰力不足に対しても、「25barという高圧ガスがおよそ100barほどまで高まり、見かけ上のばね定数が上がってピッチングを抑制する仕組みです」とのことである。担当者の自信たっぷりな様子が印象的な取材であった。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る