プジョージャポンは31日、人気車『206』など10車種、1万2783台に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。
93年7月から99年6月に輸入販売された『306』の「SR」「ST」「XT」「XSi」「カブリオレ」「スタイル」「カシミール」「ブレーク」など9車種、1万2377台は、前輪ブレーキ用ホースがステアリング操舵により損傷し、最悪の場合、ブレーキ液が漏れて制動力が低下する。不具合件数は62件。
また2000年12月から2001年7月に輸入された『206CC』、361台は、ステアリングコラム内のエンジン制御用配線が走行中の振動で損傷し、最悪の場合、エンジンがとまって再始動もできなくなる。