自動車盗難撲滅に向けて警察がお願い---自分たちの努力はドコに?

自動車 社会 社会

大阪府警は31日、自動車盗難被害数が19年連続で日本一だったことを受け、駐車場管理会社や通関業者を含む自動車関連8団体に対し、盗難防止や不正輸出の防止を呼びかける緊急提言を行ったことを明らかにした。

今回、府警が行った緊急提言は、自動車を製造・販売する側だけでなく、大規模なコインパーキングを経営する業者や、通関業務を行う業者など多岐に及ぶ。メーカーに対して盗難防止機器の標準設定や、普及を呼びかけるのはよくあることだが、今回の提言で駐車場の管理業者などが組み入れられた背景には、盗難場所として駐車場が最も多かったことにある。特に不特定多数の利用者が使う時間制有料駐車場での盗難は群を抜いており、このことから警察では「駐車場管理業者としても、防犯機器の設置などを行う必要がある」と考え、今回の提言に加えたようだ。

しかし、今回の提言では関連団体に対しての「お願い」はしているが、肝心の警察がどう動くかについては触れられていない。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  2. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. NISMO「L型エンジン用ヘッド」発売に「NAで300psって」「オーラニスモ買えちゃう」など驚きの声
  4. メルセデスベンツの小型SUV『GLB』次期型、プロトタイプの写真…内装は完全公開
  5. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る