自動車盗難撲滅に向けて警察がお願い---自分たちの努力はドコに?

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大阪府警は31日、自動車盗難被害数が19年連続で日本一だったことを受け、駐車場管理会社や通関業者を含む自動車関連8団体に対し、盗難防止や不正輸出の防止を呼びかける緊急提言を行ったことを明らかにした。

今回、府警が行った緊急提言は、自動車を製造・販売する側だけでなく、大規模なコインパーキングを経営する業者や、通関業務を行う業者など多岐に及ぶ。メーカーに対して盗難防止機器の標準設定や、普及を呼びかけるのはよくあることだが、今回の提言で駐車場の管理業者などが組み入れられた背景には、盗難場所として駐車場が最も多かったことにある。特に不特定多数の利用者が使う時間制有料駐車場での盗難は群を抜いており、このことから警察では「駐車場管理業者としても、防犯機器の設置などを行う必要がある」と考え、今回の提言に加えたようだ。

しかし、今回の提言では関連団体に対しての「お願い」はしているが、肝心の警察がどう動くかについては触れられていない。

《石田真一》

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