「更迭」!! 自工会に加盟できたのに……日本GM社長

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ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン(GMAPジャパン)は、3月31日付けで、日本GMの佐藤満社長が退任、代わってレイモンド. G・グリッグGMAPジャパン社長が2月1日付けで、日本GMの会長兼CEO(最高執行責任者)に、中島義和日本GM副社長が代表取締役マネージング・ディレクター兼COO(最高執行責任者)に就任する人事を発表した。オペル、サターンなどのGM車の販売が低迷していることから、クビを切られたとの見方が有力だ。

佐藤社長は、ホンダでクライスラーの販売を伸ばした実績を買われてフォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(VGJ)社長に就任した。しかし、VWが高級車を目指すか、量販を目指すかでVWトップと確執が起こって更迭。その後、GM車の増販を託され1998年9月から日本GMの社長に就任した。しかし、GM車の販売は逆にマイナス続きで、2度目の更迭となった。

佐藤氏の退任後、日本GMの社長ポストは空席となるが、グリッグCEOと中島COOがこれを代行する。中島氏はかつてBMWジャパン社長を更迭されたところを佐藤氏に拾われたものの、日本GMの業務が合わずに、一度は入院するなど、健康に不安もあるため、社長就任は見送られた模様だ。

《レスポンス編集部》

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