大型車にこそ適切な点検を!! 三菱が10億円規模の無料キャンペーン実施

エコカー 燃費

三菱自動車工業は6日、神奈川県で大型トレーラーの前輪が脱落して主婦に直撃、死亡した事故を受けて、新たな自主措置としてハブを期間限定で無償交換すると発表した。4月21日までで、これまで交換した分に遡って適用する。

同社では今回の死亡事故発生を受け、1月22日から大型トラックの無償点検と、問題があった場合の有償での整備を行ってきた。その結果、これまでに点検した中で、全体の8.6%にハブの異常摩耗を発見した。

予想以上の不具合発見に加えて、ユーザーに点検整備の重要性を注意喚起が欠落していたとの批判に配慮し、異常摩耗したハブは無償で交換する。また、すでに有償で交換したものについては費用を返還する。ハブの磨耗は使用年数による劣化が大半のため、適切な点検整備を実施していれば摩耗・破損を防げるとしている。

対象は大型トレーラー、大型トラック・バスの合計12万3951台。費用は新たに約10億円加わり、一連のトラブルで合計35億円の費用を計上している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  4. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
  5. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る