「自殺」飲酒運転発覚を苦に……埼玉県警の警部補

自動車 社会 社会

飲酒運転をして民家の塀を壊した埼玉県警・岩槻署に勤務する56歳の警部補が自殺していたことが明らかになった。ポケットに入っていた遺書などから、埼玉県警では事故を苦に自殺したものと見ている。

この警部補が事故を起こしたのは今月2日。埼玉県菖蒲町の町道沿いにある民家の塀に軽自動車で衝突したというもの。飲酒運転の発覚を恐れ、示談を済ませただけで警察に事故の届け出をしなかったため、地元の久喜警察署が道路交通法違反(飲酒運転・事故不申告)で書類送検すべく捜査を行っていた。

警察での取調べの際、この警部補は「飲酒していたのでまずいと思った」と供述していたというが、6日朝になって知人へ「もうダメだ、責任を取って桶川市内の公園で死んでくる」と自殺を予告する電話をかけていたことから、管轄となる上尾署の警察官がこの警部補の行方を探していた。

ポケットには「岩槻署の皆さん、ご迷惑をお掛けしました」という遺書があったことから、事故を苦に自殺したようだという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  2. スバル、米国顧客満足度指数調査で総合1位…安全性部門は6年連続首位
  3. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
  4. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  5. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る