【リコール】160万台!! ---ジープ『グランドチェロキー』のシフト

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クライスラーではジープ『グランドチェロキー』およそ160万台の大型リコールを行う、と発表。これはシフトをパーキングにしたとき車が勝手にバックを始める、というクレームが何百件も相次いだ結果である。

クライスラーでは当初これらのクレームに対し「ドライバーがシフト操作を過った結果」として非を認めていなかった。しかしクレーム件数の多さから、93年から98年モデルに対してシフターの交換に応じることとなった。

NHTSA(道路交通安全局)では引き続きジープへの調査を行う、と発表している。このクレーム内容が原因で起こった、とされる事故は364件に上っており、159人の負傷者、5人の死亡者が報告されている。NHTSAではグランドチェロキーが他のSUVと比べて5倍も横転の危険性が高いこと、また同じクライスラーのダッジ『デュランゴ』と比べても4倍も高いこと、などを事前調査で報告している。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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