15日、F1ディフェンディング・チャンピオンのフェラーリが、開幕戦であるオーストラリアGPに昨シーズンマシンである「F2001」で臨むことを決定した。ムジェッロやフィオラノなどでテストを重ね、コースレコードを連続で更新するなどニューマシン「F2002」の出来も良かったが、フェラーリとしては信頼性を重視して決定したようだ。
「ニューマシンはデビューからその速さを証明した。が、シーズン序盤戦に向けて信頼性をトータルに考えた上で、充分なタイムを出してないと判断した。だからメルボルンはF2001で戦うことを決定した」
「F2001は冬のテストでも充分な競争力と信頼性を示してくれた。チャンピオンシップに向けて貴重なポイントを持ち帰えることができると信じている」とジャン・トッド。フェラーリは18日からイモラで3日間のテストを行う予定。