不幸な数万分の一の偶然……バスの後部座席をクレーンが直撃

自動車 社会 社会

20日、神奈川県小田原市内の国道271号線(通称:小田原厚木道路)で、車線変更を行った大型観光バスの後方から、小型クレーン車が追突するという事故が起きた。この事故でクレー部分がバス後部を直撃し、直撃を受けた女性1人が死亡した。

神奈川県警の調べによると、事故が発生したのは20日の午後4時ごろで、現場付近で左車線から右車線へ車線変更を行おうとしていた観光バスに、後方から走ってきた小型クレーン車が追突した。クレーンの先端部分は運転席より1.5メートル前方にせり出た形となっているが、これがバスの最後部座席を直撃。右後部の座席に座っていた64歳の女性が頭蓋骨の骨折でほぼ即死状態となり、他の乗客7人とクレーン車の運転手が軽傷を負った。

現場は酒匂川にかかる橋の上で、見通しの良い直線道路。後方から走ってきたトラックが、停車していたクルマを避けようと車線変更したバスに気づくのが遅れたために発生したようだ。警察では双方の運転手から引き続き事情を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. 日産、追浜工場に関する報道を否定…「グローバル生産拠点統合は検討段階」
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る