韓国での輸入車販売は復調傾向---気になるトヨタの初年度実績は?

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韓国での輸入車販売は復調傾向---気になるトヨタの初年度実績は?
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韓国輸入車協会(KAIDA)は20日、昨年の輸入車販売台数が7747台となり、4年ぶりに復調傾向となったことを明らかにした。前年よりも76%近い伸びを示しており、国内経済の回復の兆しとして評価されている。

韓国では国内の自動車産業を保護するため、輸入車に対して非常に高い関税を課してきた。このために輸入車を所有できるのはごく一部の富裕層に限られ、一般市民にとっては“高嶺の花”だった。しかし、それでもメルセデスベンツやBMWなどは企業トップなどからの需要が高く、1996年には過去最高となる1万0315台を販売。しかし、翌年の1997年には韓国ウォンの価値が大幅に下落するという経済危機に見舞われ、IMF(国際通貨基金)の支援を受けるなど、どん底状態まで落ち込んだ。

そんな韓国経済だが徐々に上向き傾向を示し、昨年からは企業の設備投資も増えてきた。そういった状況の中、輸入車需要も回復を見せ、1994年とほぼ同じ実績となった。

また、昨年からは規制緩和により、これまで事実上の締め出しが行われていた日本車の販売も正式に開始。トヨタはレクサスブランドで韓国参入を果たした。昨年のトヨタ車の販売台数は841台となり、BMW、メルセデスベンツ、クライスラーに続く第4位の輸入車メーカーとして実績を残した。

確かに輸入車販売は復調傾向となったが、一般市民に手が届くようになったというわけでは決してない。韓国で販売されるレクサス『IS200』(日本名トヨタ『アルテッツア』)の価格は3610万ウォン(約365万円)だが、韓国の物価は日本の約半分。つまり日本で650万円相当のクルマを買うのと同じ感覚となるのだ。

《石田真一》

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