鉄パイプを改造バイクで「輸送している」という言い訳は通じない

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大阪府は20日、正当な理由が無いままに金属バットやゴルフクラブ、鉄パイプなどの持ち歩きを禁止する「大阪府安全なまちづくり条例案」をまとめ、27日の府議会に提出することを明らかにした。暴走族グループなどの凶器使用を封じることが目的。

実は刑法にも凶器の持参を禁じる法律はある。刑法208条2項がそれで、これは一般の方でもその名前を知ることが多い「凶器準備集合罪」だ。しかし、この法律を適用するには「2人以上の者が他人の生命、身体または財産に対し共同して害を与える目的で凶器を用意し、集合する」ことが必要で、例えば暴走族メンバーが単独で相手を襲撃しようという場合には適用できなかった。

今回の府条例では「正当な理由がない場合」には罰則適用することができる。ここで言う正当な理由とは「一般的に考えて納得しうる事情」であり、改造バイクに乗った暴走族メンバーが鉄パイプを持っているにも関わらず、それを「輸送しているだけ」と言い訳した場合にはそれを認めず、検挙した上で最高10万円の罰金支払いを命じることができる。

府では早ければ4月1日から適用したいと考えている。

《石田真一》

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