法改正を知らず、さらにミスを隠蔽---兵庫県が90人の免許を誤発行

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兵庫県警は21日、県警の免許課が1998年4月に改正された道路交通法の解釈を誤り、本来は免許を再取得する資格の無い90人に交付していたことを明らかにした。免許課がこのミスに気がついたのは2000年7月だが、誤発行を課長判断で隠蔽していたという。

現行の道交法は1998年4月に施行されたものだが、この改正から「過去に、取消処分等を受けた者が、欠格期間が終了した日から5年を経過する日までの間に、違反行為をしたり事故を起して再び免許を取消される場合は2年間の交付拒否期間を設ける」ことが決められた。

ところが運転免許課の執行管理係5人は、法改正された1998年4月以降に再取得申請に訪れた人たちにも、それ以前の拒否期間を告げ、受験させていたとされる。2000年7月にミスが発覚し、その段階ですでに19人に誤って免許を交付していたが、課長はこのことを隠蔽した。その後、71人がさらに合格。誤発行の合計数は90に達した。

今年1月に入り、青森県の免許課で同様のミスが明らかになったことから、現在の課長が上司に報告。県警交通部から県公安委員会に事態の報告を行った。公安委員会では検討を行ったが、県警職員の認知不足が原因によるもので受験生に落ち度はないこと、欠格期間を厳密に適用し、再び取り消した場合には本人への負担が大きいことから、この90人の免許についてはそのまま有効とすることを決定した。

県警では「単純すぎるが深刻なミス。再発防止に努めていくとコメントするのみ」と反省。

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《石田真一》

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