【日産『マーチ』発表】注目のテレマティックス「カーウイングス」

自動車 テクノロジー ITS
【日産『マーチ』発表】注目のテレマティックス「カーウイングス」
【日産『マーチ』発表】注目のテレマティックス「カーウイングス」 全 3 枚 拡大写真

新型マーチには、多彩なアイテムが装備されるが、もっとも注目されるのは、1.2リットルと1.4リットルモデルにオプション設定される新しいカーコミュニケーションシステム、カーウイングスだろう。カーウイングス・ユニットに携帯電話をつないで使用する。

停車時の自車の位置情報をメールで友人や家族の携帯電話、パソコンにメール送信でき(「Auto DJ・ここです車メール」)、また自分あてのメールの受信および音声による読み上げ機能も持っている。また、1DINサイズのコンパクトボディながら、渋滞情報をリアルタイムで取得・表示でき、さらにGPSを利用して周辺地図を簡易表示できるというのが嬉しい。

またドライブに役立つ様々な最新情報を提供する「Auto DJ」、設定や目的地探しをオペレーターがサポートする「コンパスリンクライト」といったサービスも受けられる。音声と地図でのルート案内「ドライブルートアシスト」はオプション。

そのほか、瞬間燃費、平均燃費、平均時速などの車両情報もディスプレイ表示ができる。これらの機能は音声認識システムにより、走行中でもハンズフリーで行えるという。

ベーシックプラン(Auto DJとメール)は年会費3600円、フルサポートプラン(さらにコンパスリンクライト)が年会費5400円にコンパスリンクライト利用1回200円。オプションのドライブルートアシストは年会費5500円または月会費500円。従来の同様のサービスに比べて低額となっている。

【iCOTY】始まる!! あなたがインターネットで投票するカーオブザイヤー:2002年2月22日からインターネットおよびiモードで消費者が投票するクルマの賞として「インターネット・カー・オブ・ザ・イヤー2001-2002」を開催している。あなたも自分でCOTY決定に参加できる! 2002年3月14日まで投票受付中。---

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る