【日産『マーチ』発表】注目のテレマティックス「カーウイングス」

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【日産『マーチ』発表】注目のテレマティックス「カーウイングス」
【日産『マーチ』発表】注目のテレマティックス「カーウイングス」 全 3 枚 拡大写真

新型マーチには、多彩なアイテムが装備されるが、もっとも注目されるのは、1.2リットルと1.4リットルモデルにオプション設定される新しいカーコミュニケーションシステム、カーウイングスだろう。カーウイングス・ユニットに携帯電話をつないで使用する。

停車時の自車の位置情報をメールで友人や家族の携帯電話、パソコンにメール送信でき(「Auto DJ・ここです車メール」)、また自分あてのメールの受信および音声による読み上げ機能も持っている。また、1DINサイズのコンパクトボディながら、渋滞情報をリアルタイムで取得・表示でき、さらにGPSを利用して周辺地図を簡易表示できるというのが嬉しい。

またドライブに役立つ様々な最新情報を提供する「Auto DJ」、設定や目的地探しをオペレーターがサポートする「コンパスリンクライト」といったサービスも受けられる。音声と地図でのルート案内「ドライブルートアシスト」はオプション。

そのほか、瞬間燃費、平均燃費、平均時速などの車両情報もディスプレイ表示ができる。これらの機能は音声認識システムにより、走行中でもハンズフリーで行えるという。

ベーシックプラン(Auto DJとメール)は年会費3600円、フルサポートプラン(さらにコンパスリンクライト)が年会費5400円にコンパスリンクライト利用1回200円。オプションのドライブルートアシストは年会費5500円または月会費500円。従来の同様のサービスに比べて低額となっている。

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《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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