オーストラリアでの開幕戦が近づく中、期待と同時に複雑な思いを抱いているのがBARホンダのジャック・ビルヌーブ。1人のマーシャルの尊い命を奪った悲劇は97年ワールドチャンピオンの記憶に重くのしかかっている。
「メルボルンではいい思い出もいくつかあるんだけど、昨年の悲劇はまだ深く残っているよ。週末を通して、そのことが頭から離れることはないだろう」と語るビルヌーブ。しかしニューマシンBAR004の仕上がりは例年以上とあって、ドライバーとしての役割には本人も期待を持っている。
「シーズンが再び始まるのはエキサイティング。テストではマシンのフィーリングはかなりよくなったし、去年は不可能だったコーナーへのアタックなどができるようになった。メルボルンは大好きさ。面白いコーナーなどがあってテクニカルだし、ドライビングも難しい。今年はいい思い出ができることを望んでいるよ」とコメントした。
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