兵庫の暴走族に進む高齢化の波---いや、笑いごとじゃなくて…

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兵庫県警は26日、昨年1年間に県内で摘発された暴走族グループの実態を明らかにした。警察が把握している暴走族は98グループで、総勢1758人のメンバーで構成されている。20歳以上のメンバーが急激に増えているのが全国的に見ても珍しい特徴だという。

昨年一年間に県警が「活動中」だと把握した暴走族は98グループある。いずれも10人程度で構成される小規模なものが最も多い。特定団体に属することなく、その日の気分で加わるグループを変える“フリーランス”的な存在のメンバーが594人いることもわかっているが、これが「群れるのを嫌って」なのか、それとも「乱闘時の助太刀的な役割を果たす」のかはわかっていない。

また、全国平均は34%程度しかいない20歳以上のメンバーが、兵庫県内に限っては全体の49.5%を占めることも明らかになった。これまで暴走族は、内部の掟として定められている「20歳引退ルール」が適用されていたが、20歳を超えてなお現役のメンバーが活躍しているということであり、ひとつの特徴となっている。

ただ、これもメンバーというより、暴力団構成員がみかじめ料を取るために参加しているとも考えられることから、兵庫県警では今年の取り締まり目標として「20歳以上のメンバー摘発」を掲げていき、検挙することで実態の把握を急ぐ方針。

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《石田真一》

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