ゼロヨン族取締りができなかったのは警察の内部事情が原因なの?

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佐賀県警は3月以降、県道佐賀空港線で行っているゼロヨン族への取締りを本格化していくことを明らかにした。今月16日深夜から試験的に行った取締りで12人を検挙するなど、一定の実績を上げられたため。

県道佐賀空港線は、佐賀空港に隣接し、同空港への玄関口となる道路で約2.5kmの長い直線区間が続く。空港へのアプローチを目的とした道路なので夜間交通量は非常に少ないのだが、週末になるといわゆるゼロヨン族のクルマが集結。非合法な0-400mレースを繰り返すため、周辺住民などから警察へ「取締りを強化してほしい」という苦情が寄せられていた。このため昨年末から現場付近の道路を夜間に限り、駐停車と転回を禁じる区間に定めたが、人員不足などから実際の取締りをリンクさせることが難しく、成果はほとんど無かった。

しかし、新年度以降は人員問題を解消できることとなり、テストケースとして今月16日深夜から取締りを行ったところ、駐停車違反や転回禁止違反で5人を検挙。翌週はそれが7人となり、一定の成果を出せることが確認できたという。

現場を担当する諸富警察署では、今後1カ月で複数台のパトカーによる道路封鎖など、具体的なゼロヨン族の走行防止テクニックを捜査員に習熟させ、4月以降からは週末以外の取り締まりも積極的に行う方針。

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《石田真一》

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