暴走族取締りには強固な県条例が必要---岡山県警が策定を急ぐ背景

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岡山県警は今年6月までに暴走族追放条例案の試案を作成し、6月に行われる定例県議会で提案する方針を明らかにした。隣の広島県では罰則に懲役刑を盛り込んだ同様の県条例が施行されることになるが、こちらはまだ詳細も決まっていない。

これは2月27日に行われた定例県議会本会議代表質問の席上、岡山県警の福田博本部長が明らかにしたもの。どういった条例になるのかは関係機関と協議をしている段階でまた決まっていないが、6月の定例議会までには詳細を決定して上程することを目標にしているという。

岡山県でも暴走族は勢力を保っており、昨年8月には県警のパトカーに暴走族のバイクが衝突して2人が死亡するという事故が起きている。現行法での取り締まりは限界に達しているという現場の意見もあり、県警では暴走族の取締りを円滑に進めるためには新しい県条例の制定が必要と考えているようだ。

県警では他の自治体で採用されている条例などを参考としながら、独自案の策定を急ぐ方針。

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《石田真一》

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