【新聞ウォッチ】トヨタF1、朝日1面、読売人物コラムなどなど

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年3月4日付

●「武富士」放火・殺人、43歳タクシー運転手を逮捕、手がかりは津軽弁と所有の「スバルサンバー」(読売・1面、関連記事34・35面)

●コラム・顔、F1に参戦したトヨタ・奥田碩会長、初戦で入賞「兜の緒締める」(読売・2面)

●解説・新排ガス基準、メーカーに技術的試練(読売・13面)

●トヨタ、F1開幕戦で6位入賞、佐藤12周リタイア(読売・20面)

●バスケット男子スーパーリーグ、トヨタ決勝進出、決勝戦はいすゞと対決(読売・21面)

●熊本県警、三菱自工クレーム隠しで当時の部長ら3人、一両日中にも書類送検(東京・29面)

●時時刻刻、世界広告、トヨタ好発信、奥田会長も「よくやった」(朝日・3面)

●欧州自動車「快走」続く、VW、プジョー増益(日経・9面)

●M・シューマッハー(ドイツ、フェラーリ)あっさりトップ、王者の強さ健在(日経・35面)

ひとくちコメント

F1シリーズの今季開幕戦、豪州GPの決勝が3日、メルボルンのアルバートパーク市街地コースで行なわれたが、初参戦のトヨタはアラン・マクニッシュがスタート直後にリタイアしたものの、ミカ・サロが2周遅れながら6位となり、初レースでいきなり入賞を果たした。朝日などは1面中央にカラー写真を掲載、奥田碩会長が読売の人物コラムに登場するなど、きょうの各紙がトヨタの“快挙”を大きく報じている。

もっとも、レースはスタート直後のコーナーで多数のマシンがクラッシュするという大波乱があり、完走はわずか8台。先輩格のホンダ勢は特例措置で決勝出場が認められた佐藤琢磨(ジョーダン・ホンダ)を含め、2チームの4台すべてがリタイアしている。

トヨタは初陣とあって、豊田章一郎名誉会長、奥田会長ほか、世界各国から販売店主ら約500人の関係者が現地入りするなど、応援でもホンダ勢を圧倒した。2月の新車販売では38%増と好調なホンダを除く各社が前年実績を下回った。トヨタも6.1%減。現地で会見した豊田名誉会長は「やる以上は成績を上げ、勝つことで販売に貢献させたい」と語っていたが、新車販売の不振が続く中で“走る広告塔”への期待は計り知れないほど大きいようだ。

《福田俊之》

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