完全凍結路は危険です---パトカーの追跡逃れで1人死亡

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2日早朝、北海道札幌市白石区の道道で、信号無視をしてパトカーに追跡されていた風俗店経営者の24歳男性が運転するクルマが道路左側の電柱に激突、助手席に乗っていた27歳の女性が即死するという事故が起きた。警察はこの男を業務上過失致死で逮捕している。

事故が起きたのは2日の午前5時ごろで、飲酒運転取締りなどのために付近をパトロールしていた豊平署警察署地域課のミニパトカーが、信号無視をした乗用車を発見。スピーカーで停止を呼びかけたが、これに応じず逃走を開始したため、赤色灯とサイレンを使用しながら追跡を開始した。

しかし、逃走する乗用車の速度が速く、路面も凍結していたため、650メートルほどで追跡を断念した。乗用車はその後さらに600メートルほど走ったところでコントロールを失い、電柱に激突したという。

警察の調べに対して、運転していた男は「信号無視で捕まるのが嫌だった」と供述しているというが、話の内容に曖昧な点もあることから、余罪の可能性もあるとして厳しく追及していく方針。なお、道警では今回の追跡について「必要な安全上の配慮は行っており、何ら問題は無かったと考える」とコメントしている。

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《石田真一》

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