事故処理を終えたらまた事故、目前でさらに一件の事故が発生し警官死亡

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3日午後、秋田県平鹿町の町道トンネル内で、事故処理をしていた横手警察署の警察官に向かって、凍結路面にスリップした別のクルマが突っ込むという事故が起きた。この事故で警察官は右足切断の重傷を負い、病院に収容されたが1時間半後に死亡している。

事故が起きたのは3日の午後1時30分ごろで、平鹿町の町道「まぐらトンネル」の中央付近で発生した。亡くなった56歳の巡査部長は、同僚と2人で午後1時ごろ発生した別のクルマの単独事故の処理を行っていた。事故処理を終えてパトカーで署に戻ろうとしたところ、さらにもう1台が事故を起こした。このため、トンネル内を事故現場に向かって歩いていたところ、事故を起こしたクルマに別のクルマが追突。このクルマが弾みで対向車線側に飛び出し、付近を歩いていた巡査部長をはねたという。

警察では追突したクルマの運転手が前方をよく見ていなかったことが事故の原因として、25歳の女性を業務上過失致死容疑で逮捕し、事情を聞いている。当時、現場の道路は完全凍結しており、先に事故を起こした2台のクルマはいずれも凍結路面にスリップして、トンネル内の壁面にぶつかるなどしていた。

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《石田真一》

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