事故処理を終えたらまた事故、目前でさらに一件の事故が発生し警官死亡

自動車 社会 社会

3日午後、秋田県平鹿町の町道トンネル内で、事故処理をしていた横手警察署の警察官に向かって、凍結路面にスリップした別のクルマが突っ込むという事故が起きた。この事故で警察官は右足切断の重傷を負い、病院に収容されたが1時間半後に死亡している。

事故が起きたのは3日の午後1時30分ごろで、平鹿町の町道「まぐらトンネル」の中央付近で発生した。亡くなった56歳の巡査部長は、同僚と2人で午後1時ごろ発生した別のクルマの単独事故の処理を行っていた。事故処理を終えてパトカーで署に戻ろうとしたところ、さらにもう1台が事故を起こした。このため、トンネル内を事故現場に向かって歩いていたところ、事故を起こしたクルマに別のクルマが追突。このクルマが弾みで対向車線側に飛び出し、付近を歩いていた巡査部長をはねたという。

警察では追突したクルマの運転手が前方をよく見ていなかったことが事故の原因として、25歳の女性を業務上過失致死容疑で逮捕し、事情を聞いている。当時、現場の道路は完全凍結しており、先に事故を起こした2台のクルマはいずれも凍結路面にスリップして、トンネル内の壁面にぶつかるなどしていた。

【iCOTY】始まる!! あなたがインターネットで投票するカーオブザイヤー:2002年2月22日からインターネットおよびiモードで消費者が投票するクルマの賞として「インターネット・カー・オブ・ザ・イヤー2001-2002」を開催している。あなたも自分でCOTY決定に参加できる! 2002年3月14日まで投票受付中。---

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  2. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. NISMO「L型エンジン用ヘッド」発売に「NAで300psって」「オーラニスモ買えちゃう」など驚きの声
  4. メルセデスベンツの小型SUV『GLB』次期型、プロトタイプの写真…内装は完全公開
  5. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る