三菱自動車工業は4日、ビル管理とケータリング業務を日本管財などに移管すると発表した。選択と集中の一環として取り組むもので、両部門のアウトソーシングにより非自動車部門のコスト削減をはかり経営再建策の早期達成につなげる。
三菱はビルメンテナンスや警備などを行う子会社を8社保有している。これら子会社が行っているビル管理業務と人員の大半をビル管理事業大手の日本管財に移管する。またケータリング事業についてはグリーンハウスに業務・人員を全面移管し、子会社2社は清算する。移管時期は今年の7月上旬を予定している。
同社は経営再建策「ターンアラウンド」を達成するため事業の“選択と集中”に取り組んでいる。非自動車部門子会社は三菱自工グループを相手に事業を行ってきたが、同じグループということで効率が悪かった。このため、今後は専門企業にアウトソーシングすることでコスト削減を図り、連結収益の改善を図る。
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