【ワールドカップ】異種通貨を決済可能な電子マネー「日韓でバスに乗れる」

自動車 社会 社会
【ワールドカップ】異種通貨を決済可能な電子マネー「日韓でバスに乗れる」
【ワールドカップ】異種通貨を決済可能な電子マネー「日韓でバスに乗れる」 全 1 枚 拡大写真

信販会社のオリエントコーポレーションは5日、サッカー・ワールドカップの期間中、日韓両都市で使用可能なICカードのモニターを5000人募集することを明らかにした。日本円/韓国ウォンのどちらにも対応しているカードで、世界初の試み。

これは国土交通省の進める「多機能ICカードプロジェクト実証実験」のひとつで、ワールドカップのオフィシャルカードであるマスターカードと提携して行われるもの。日本でのカード発行はオリエントコーポレーションが担当する。

カードにはあらかじめ日本円で1000円分(韓国で使用する際は1万ウォン=約1000円)が電子マネーとして納められており、ワールドカップの開催会場で日韓を問わず使用できる。また、札幌の市営地下鉄を利用する人や、札幌会場のチケットを持っている人、札幌市近郊の在住者には、札幌市営地下鉄と札幌ドームへのシャトルバスに使用できる1000円分の電子乗車券もプラスされる。

乗車の際にセンサーに軽く触れるだけで自動精算される仕組みで、キップなどを買う手間が省ける。同様に韓国(ソウル、済州島)でのチケットを有している人には、ソウル市営地下鉄と路線バスで「キョトンカード(交通カード:ICカード方式の共通乗車券)」として使用可能となる1万ウォン分の電子マネーが付与される。

対象となるのは、ワールドカップの観戦チケットを持っている観戦者、大会ボランティア関係者、札幌市営地下鉄を通勤などで日常的に利用する18歳以上の人。合計5000人にカードが貸与される。申し込み締め切りは4月10日、カードは当選者に5月中旬までに送付される。なお、応募時にオリコカードの所定審査が行われるとのこと。

【iCOTY】始まる!! あなたがインターネットで投票するカーオブザイヤー:2002年2月22日からインターネットおよびiモードで消費者が投票するクルマの賞として「インターネット・カー・オブ・ザ・イヤー2001-2002」を開催している。あなたも自分でCOTY決定に参加できる! 2002年3月14日まで投票受付中。---

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  2. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  3. トヨタ『GRカローラ』に2026年型、米国は2グレード展開で今秋発売へ
  4. スズキの新型ハイブリッドSUV『インビクト』、インド安全性評価で最高の5つ星獲得
  5. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る