クルマが火を噴くまでアクセルを踏み続け、焼死……いったいなぜ?

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6日未明、神奈川県横浜市でマンション駐車場から発進しようとしたクルマと、県道を走ってきたクルマが出会い頭で衝突するという事故があった。マンションから出てきたクルマはそのまま後退して、駐輪場に突っ込んで炎上し、乗っていた1人が焼死した。

事故が起きたのは6日の午前1時15分ごろで、横浜市港北区高田西のマンション駐車場から出ようとしたクルマと、県道を走ってきたクルマが出会い頭に衝突した。衝突直後、駐車場から出ようとしたクルマはそのまま後退し、マンション脇にある駐輪場に突っ込んで炎上した。消防車が駆けつけたときにはクルマはすでに火に包まれており、鎮火後に1人の遺体が収容された。警察では県道を走ってきたクルマを運転していた28歳の男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕した。

神奈川県警ではクルマが炎上した原因を調べているが、目撃者の証言や実況見分などから、死亡したドライバーがギアをバックに入れたままアクセルを踏み続け、タイヤの摩擦熱から火災を生じた可能性が高いという。警察では亡くなったドライバーの身元を調べているが、なぜこのドライバーがアクセルを踏みっぱなしにしていたのかは明らかになっていない。

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《石田真一》

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