警察のガードシステムは意外に甘かった! ---証拠品が見事に盗まれる

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警視庁は6日、窃盗事件の証拠品として高井戸警察署の敷地内に保管していたクルマが何者かに盗まれていたことを明らかにした。以前このクルマを盗んだ犯人が警察署に置いてあることを知り、合鍵を使って“奪還”したものとみて、犯人の行方を追っている。

このクルマは今年1月19日、世田谷区内の自動車修理工場からキー付きの状態で盗まれていたもの。今月3日に杉並区内のファミリーレストラン駐車場に止まっているところを発見され、高井戸署が証拠品として保管していた。

高井戸署員がこのクルマの盗難に気が付いたのは午前7時の巡回時で、前日の23時ごろにフェンスの異常を知らせる警報がなったが、この際には異常が無かったという。盗まれたクルマにはイモビライザーが搭載されており、最後にエンジンを切ったときに使ったキーでないと再始動できないシステムになっている。犯人が短時間でクルマを動かしていることから、警察では1月にこのクルマを盗んだ犯人が敷地内に侵入し、このクルマを持ち去ったとみて犯人の行方を追っている。

ちなみにこの警察署のガードシステムは「外からの侵入時には警報で知らせるが、内部からフェンスを開けた場合には警報が鳴らない」というものだった。

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《石田真一》

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