警察のガードシステムは意外に甘かった! ---証拠品が見事に盗まれる

自動車 社会 社会

警視庁は6日、窃盗事件の証拠品として高井戸警察署の敷地内に保管していたクルマが何者かに盗まれていたことを明らかにした。以前このクルマを盗んだ犯人が警察署に置いてあることを知り、合鍵を使って“奪還”したものとみて、犯人の行方を追っている。

このクルマは今年1月19日、世田谷区内の自動車修理工場からキー付きの状態で盗まれていたもの。今月3日に杉並区内のファミリーレストラン駐車場に止まっているところを発見され、高井戸署が証拠品として保管していた。

高井戸署員がこのクルマの盗難に気が付いたのは午前7時の巡回時で、前日の23時ごろにフェンスの異常を知らせる警報がなったが、この際には異常が無かったという。盗まれたクルマにはイモビライザーが搭載されており、最後にエンジンを切ったときに使ったキーでないと再始動できないシステムになっている。犯人が短時間でクルマを動かしていることから、警察では1月にこのクルマを盗んだ犯人が敷地内に侵入し、このクルマを持ち去ったとみて犯人の行方を追っている。

ちなみにこの警察署のガードシステムは「外からの侵入時には警報で知らせるが、内部からフェンスを開けた場合には警報が鳴らない」というものだった。

【iCOTY】始まる!! あなたがインターネットで投票するカーオブザイヤー:2002年2月22日からインターネットおよびiモードで消費者が投票するクルマの賞として「インターネット・カー・オブ・ザ・イヤー2001-2002」を開催している。あなたも自分でCOTY決定に参加できる! 2002年3月14日まで投票受付中。---

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「小さなハヤブサ」と「小さなYZF-R1」が宿っている…同じ250ccスポーツでも全く違う!? スズキ『GSX250R』とヤマハ『YZF-R25』を乗り比べてみた
  5. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る