DPNRテスト車には2社のDPFを搭載---性能とコストを競わせるのが狙い

エコカー 燃費
DPNRテスト車には2社のDPFを搭載---性能とコストを競わせるのが狙い
DPNRテスト車には2社のDPFを搭載---性能とコストを競わせるのが狙い 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車が今春から欧州で実証実験を開始するディーゼル車の排ガス浄化装置(DPNR)用のDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)は、デンソーと日本ガイシが開発、両社が供給する。トヨタの実験は60台の車両を使って行うが、デンソー製のDPF搭載車が30台、日本ガイシ製のDPF搭載車が30台の構成だ。

両社のDPFは天然素材のセラミック「コージェライトセラミック」をベースとしており、フィルターは数千個のセル孔で構成される「蜂の巣構造」の円筒形。デンソー製と日本ガイシ製ともに、ほぼ同様の構造となっている。ディーゼル車の排ガス規制が強化されつつある中で、DPFは今後、ディーゼル車にとっての必需品になりつつある。

トヨタはデンソーと日本ガイシに技術力を競わせることにより、技術革新のピードを速めるとともに、コスト面でも両社に勝負させてメリットを享受したい考えだ。

【iCOTY】始まる!! あなたがインターネットで投票するカーオブザイヤー:2002年2月22日からインターネットおよびiモードで消費者が投票するクルマの賞として「インターネット・カー・オブ・ザ・イヤー2001-2002」を開催している。あなたも自分でCOTY決定に参加できる! 2002年3月14日まで投票受付中。---

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  5. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る