護送中だって事故を起こす---警察官と容疑者、6人負傷

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5日午前、容疑者を護送していた宮崎県警宮崎南警察署のワゴン車が、宮崎市内の市道を走行中、雨でスリップして対向車線側に飛び出し、道路右側の鉄柱に衝突するという事故を起こした。運転していた警察官など2人が骨折で重傷、容疑者など4人が軽傷を負った。警察では業務上過失傷害の疑いでワゴン車を運転していた巡査長から話を聞いている。

事故が起きたのは5日の正午前。日南市で交通事故を装った保険金詐欺に絡む事件の現場検証を終え、宮崎南署に向けて市道「青島バイパス」を法定速度以下で走っていた同署のワゴン車が、青島西2丁目付近の交差点で減速しようとしたところ、交差点手前付近にあった深めの水たまりにハンドルを取られてコントロールを失い、そのまま対向車線側にある交通標識の鉄柱に激突した。

この事故でワゴン車を運転していた35歳の巡査長が左足を骨折、助手席にいた24歳の巡査が右腕を骨折し、いずれも全治3カ月の重傷。後部座席にいた容疑者と警察官4人が打撲などで軽傷を負った。

現場は片側1車線の道路で、警察では運転していた巡査長が水たまりの存在に気づかず、ほぼ真上でブレーキを踏んだところ、ハイドロプレーン現象に陥ってコントロールを失ったのではないかとみている。

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《石田真一》

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