運転免許試験代は財源---だから何としてでも我が県で取ってもらわないと!!

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群馬県警は4月10日までの間、前橋市の総合交通センター(運転免許試験場)のオープンを30分早め、午前8時からとする特例措置の実施を明らかにした。卒業シーズンや春休みと重なり、受験者が殺到するための苦肉の策。

群馬県での運転免許の新規取得は、前橋市にある県の総合交通センターで受け付けている。通常は1日あたり200人程度の受験者が訪れるのみで、普通車の学科試験も1日1度しか行われない。

だが、高校・大学の卒業式が終った直後から試験場には受験者が集まりだし、その数は普段の2.4倍以上となる1日平均480人となる。それだけでもパニックなのだが、なんと昨年のピーク時には800人近くが殺到して、人員整理に追われて通常業務が滞るというトラブルも起きた。このため、今年は受付時間を通常より30分早め、試験も1日2回の体制にして混乱を避けるという。

一見は受験生へのサービスのようにも思える今回の措置だが、運転免許の試験費用というのは県警の安定した財源のひとつでもある。いっそのこと「就職・進学先の他県で免許を取るぐらいなら、ぜひ我が県で!!」とアピールした方が良かったのではないだろうか。

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《石田真一》

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