【ジュネーブショー2002速報】『TCV』に新世代ローバーを見つけた!!

自動車 ニューモデル モーターショー
【ジュネーブショー2002速報】『TCV』に新世代ローバーを見つけた!!
【ジュネーブショー2002速報】『TCV』に新世代ローバーを見つけた!! 全 2 枚 拡大写真

ローバーがジュネーブ・モーターショーに出展した『TCV』(ツアラー・コンセプトビークル)は、ローバーの将来のプロダクトデザイン思想を具現化したものだという。2004年以降に発売される新世代ローバーおよびMGのさきがけがTCVなのだ。

TCVは自由な発想でデザインされたものであり、また出品車はフルサイズ・エクステリアモデルの状態だが、5人乗りのインテリア・パッケージングはじめ量産可能性が考慮されている。

昨今の自動車市場では、MPVやミニバン・ベースのステーションワゴンなど、従来の2車種以上を融合させたクロスオーバー・タイプの新車種がいろいろ登場している。TCVも「豪華さ、スタイル、運転する楽しさ、実用性、多用途性能を融合した」とローバーでは説明する。

つまり上級セグメント向けの、ステーションワゴン(イギリスではツアラーと呼ばれることが多い)とクーペとのクロスオーバーである。また太いタイヤやグラウンドクリアランスは、オフロードでの仕様も配慮されたもの。

ただ開発本部長のロブ・オルダカーがいうように、「TCVはピーター・スティーブンス率いるローバー・デザイン部の方向性を示す」ものだ。オルダカーは、オールラウンド性能と高級感の両方をローバーというメーカーは提供できると考えている。

【iCOTY】始まる!! あなたがインターネットで投票するカーオブザイヤー:2002年2月22日からインターネットおよびiモードで消費者が投票するクルマの賞として「インターネット・カー・オブ・ザ・イヤー2001-2002」を開催している。あなたも自分でCOTY決定に参加できる! 2002年3月14日まで投票受付中。---

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  3. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  4. ブラバスが「いかつすぎる」新型スーパーカーを発表! 1000馬力の超絶パワーに「頭抜けてる」と驚きの声
  5. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る